豪華な船の中でうとうとしてふと気付くとアイヤル浜が見えている。
船はスピードを落としてゆっくりと港に入っていく。いよいよ竹富島上陸だ。
東棧橋に上陸すると、そこには「
竹富島の観光ガイドと歴史」のサイトで見慣れた顔が・・・そう、のはら荘のお女中の
お玉さんがお迎えにきてくれていたのだ。
石垣からの船でくるお客さんを待って、お玉さんの運転でのはら荘に向かう。
「
お女中でござる!」によると、お玉さんの運転はかなりアヤシイらしいということだったんで、緊張してのはら号のリアシートに陣取る。そんな私の席はよりによって真ん中の一番危なそうな席・・・ひえぇぇ〜
が、確かにギアチェンジなんかが多少ぎこちなかったものの、webで書かれている程危なくはない運転に一安心(笑)。
それにしても、すっごい元気もんのお玉さん。「
お女中でござる!」で日本画家見習いと紹介されてたから勝手に物静かという人物像を描いていたんだけど、ものの見事に崩れさりました(笑)。ま、元気がないと重労働の民宿のヘルパーさんなんてやっていけないだろうから、私の思い込みが間違ってただけなんだけどね。
しかも、島ことばがすっかり馴染んでいて、まるで小さい時から竹富で育ってきたような雰囲気さえ漂わせているお玉さんに、すっかり南国気分を満喫させていただきました。
白い道に青い空、入口の
真っ赤なブーゲンビリア、そして
屋根の上のシーサー、去年のすばらしい印象そのままに我々を迎えてくれるのはら荘。また来れたというよりも、まさに「ただいま!」という気分。ああ懐かしい(去年と同じ部屋だったしね:笑)。
ウェルカムドリンクのシークヮーサージュースを飲みながらしばしお玉さんとユンタクした後、昼御飯を食べに
竹の子へ。今年もソーキそばに生ビールという定番メニューで、またしてもマンガにはまってしまうのであった。
腹もくちて去年の反省もどこ吹く風、炎天下の中を散歩に出るが、重い日射しに耐え切れず、
なごみの塔までいったところであえなくダウン。ああ、懲りないやつら(笑)。
夕食の後は、夕日を見に西棧橋へ。
が、西棧橋へ行ったのはただ単に夕日を見るためだけではなく、夕焼けの西棧橋で泳ぐという今回の野望の1つを果たすのだ。
残念ながら、夕焼けにはならなかったんだけど、月を見ながら海に浮かんでいると、なんとも気持ちがいい。ちょっと冷たかったけど、満足。
んが、
夕暮れの西棧橋に上がってしばらくすると、
ウミヘビが泳いでいるのが見えるではないか。思わずゾッ〜、海に入っている時に出会わなくてよかった〜。
夜はお約束の
テラスでの宴会。
のハズだったんだけど、今回はのはら荘のおとうさんが神経痛でダウンしていて三線の演奏はなし。やはり三線がないと盛り上がらず、人も集まらない。それでもビーチャーの我々は、ただいま修行中のお玉さんの三線を聞きながら泡盛を酌み交わすのであった(爆)。