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2日目(2000.10.06)〜西表島でカヌー、そして野生動物がいっぱい

深夜に大雨が降ってたみたいだけど、嘘のように晴れ上がっていて今日も快晴。ここまで晴れるとは・・・なんてツいてるんだろうねぇ。ひょっとして眼鏡が壊れたのはその反動なのかねぇ。とりあえずアロンアルファで復活したんだけど、いつまでもつことやら。

今日は西表に船で渡り、カヌーでリバートレッキングなのだ。
この船がずいぶん混んでて満席状態。昨日はあまり観光客を見なかっただけに何か意外なカンジがしたけど、朝でツアーの時間にもちょうどよかったからなのかねぇ。
水しぶきを吹き上げながら飛ばしていたこともあって西表までは小1時間で到着し、すぐに南風見ぱぴよんさんのショップへ行って下準備。その後、仲間川に向かい、岸で簡単なレクチャーをうけたあと、いよいよ初カヌー。
最初は全然まっすぐ進まなかったものの、割と簡単に慣れて直進はもちろん、ターンまでこなせるようになり、これが思ってた以上に楽しい(調子に乗り過ぎて急ターンかまそうとして沈しかけたりもしたけどね:笑)。とくに、晴れ渡った空の元穏やかな仲間川でゆったりとカヌーをこげるなんて、もう最高。

仲間川はホントに自然が豊かで、両岸にはヒルギの原生林が広がり、干潟はトビハゼやシオマネキの天国、そして何よりも人工物が一切見当たらないという光景には感動。ホントに天気が良くってよかったねぇ。そして、残念ながら映像にはおさめられなかったものの、滅多に見られないというリュウキュウヤマショウビンを目撃できたりしてホントにラッキー。

河口から4km位くらい遡ったところで上陸し、西表島を横断するトレッキングコースの途中の展望台で昼食。ここからの眺めがこれまた雄大で最高!

上陸地点から1km程度遡り西表一のサキシマスオウノキを見たあと、河口に向かって引き返す。
川を海に向かって下るんだから楽だろうと思ったら大間違い。ちょうど潮が満ちている時間になっていて上流に向かう流れの方が強くて、これが結構大変。しかも、午前中に必死こいて漕いでいたこともあって身体はバテバテだし、空はピーカンで暑すぎ。
だけど、その分、ショップに帰ってからのビールが最高にうまい。いや〜、カヌー初体験だったけど、これははまりそう。次は海へシーカヤック&シュノーケリングツアーに行くぞ。

今日お世話になるのは民宿やまねこ
ここは素泊まりの宿なので食事を兼ねて日本最南端の温泉である西表温泉に行くことに・・・したまではよかったんだけど、翌日から3連休ということでレンタカーは予約でいっぱい。今日の温泉どころか、翌日の浦内川観光さえも大ピンチ。困っていたところにやまねこのおじさんが自分のクルマを貸してくれて、なんとか予定通りに。ホントにありがとうございました>やまねこのおじさん。

西表温泉はプールがあったり露天風呂があったりとかなり面白いところだったんだけど、何せ夜なもんで暗くて危ないうえに、10月ということもあって夜はプールで泳ぐにはちと寒い。という訳で、我々としては割と早く温泉を後にして、民宿に戻ることに。

その帰り、暗くなった道路にはいろんな生きものが。
まずは、道路の端に無数にいるカニ。道を横断するハブ。クルマを下りてもっと近くで撮影しようと思い、後ろからなら大丈夫だろうと近付いたところ、おどされてすごすごとクルマに戻ったりして(笑)。
そして、何より嬉しかったのは、道端で見つけた子猫。イリオモテヤマネコにしては耳が尖ってるし、集落に近かったから野良猫かも知れないけど、我々にとっては本物だもんね(笑)。
宿に戻ると廻りを大コウモリが飛び交ってるという、もう野生の動物達を満喫の一日。

その大コウモリが騒ぎ(かなりうるさい)、遠くで鳴くふくろうの声を聴きながら、昼間のカヌーの心地よい疲れを感じつつ眠りにつくのであった。


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