仁田峠からバスに乗り雲仙温泉へ。
以前雲仙温泉に来た時(
2000/03の日記参照)には、サウナや露天風呂完備のスパハウスで温泉を楽しんだのだが、今回は昔ながらの温泉情緒を楽しむべく、共同浴場に行くことにする。
雲仙温泉には2つの共同浴場があるが、新湯共同浴場に行く。
途中、火山ガスや温泉が吹き出ている
地獄と呼ばれている場所を通っていったのだが、中には
数十cmの高さまで熱水を吹き上げているところもあったりして、地球の息吹を間近に感じられるところである。
新湯共同浴場は、基本的には組合員のためのものであり、それ以外の観光客などは近所の商店で入浴券(100円)を購入し入浴をする。
中に入ると
脱衣所、
浴室とも昔の銭湯風でかなりいい雰囲気。源泉である雲仙地獄はかなりの硫黄臭が立ち篭めているが、白く濁ったお湯自体からはほとんど硫黄臭はしない。入ると身体がすべすべになって非常に気持ちが良い温泉である。また、飮泉もできるようになっていて(胃腸に効くらしい)、当然のごとく飲んでみると酸性であるためかなり酸っぱい。が、飲みにくい程ではなく、喉も乾いていたこともあり、コップ一杯程を一気飲み。
続けて、もうひとつの
湯の里共同浴場に入る。
ここも組合員のための共同浴場であり、番台の脇の自動販売機で入浴券を購入し入湯。自動販売機があるとはいえ、雰囲気を壊すものではなく、情緒たっぷり(
脱衣所、
浴室)。
情緒いっぱいの2つの共同浴場風呂を堪能したところで、地ビール。
前回でここのビールは制覇していたので、ここので一番濃いアルトを
ジョッキで注文。小腹も空いていたのでつまみ代わりにパスタをつまみつつ、ビールを愉しむ。
登山、温泉(しかもはしご)、地ビールと、いずれも十二分に堪能し、大満足で雲仙を後にしたのであった。
おまけのおまけ:
小浜温泉から見た夕日