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1日目 (2000.05.03):聖地探訪と伝統芸能

恐山


最初の目的地は、本州の北の果ての恐山。
いやぁ、遠い遠い。渋滞にはまったこともあり結局14時間もかかってようやく到着。

恐山は5/1に開山したばっかりとあって、登るにつれ道路わきにはまだ雪が残っていてなかなか幽玄な雰囲気を醸し出し、さらにはところどころに立つお地蔵さんがいやが応にも雰囲気を盛り上げてたりして、さすが霊地という感じ。

また、途中には「恐山冷水」という湧き水があり、我々もひと休み。
この水、すっごく柔らかくてすっきりして美味、っていうより身体が浄められそうなくらいの無味無臭。徒歩でここまで来てこの湧き水があるとまさに命の水ってとこなんだろうけど、我々は車なんでそこまでの有難みは感じられずちょっと残念。

それでも、湧き水飲んで何となく身体が浄められたような気になりつつ、恐山に到着。
が、いざ着いてみると、登ってくる途中の幽玄さとはちょっと違い、それ程無気味な場所ではなく、割と普通の風景で、ちょっと期待外れだったかな。
ま、中にはイタコが常駐してたり、カラスが集まってたり(その1その2)、いかにもっていうカンジのお地蔵さん(その1その2)があったり、荒涼な風景だったりして、それなりの雰囲気は醸し出してはいたんだけどね。

そして、忘れてはならないのが温泉。
そう、ここ恐山には温泉が湧いていて入山した人は誰でも入れるんです(イタコの口寄せの看板にもちゃんと書いてある:笑)。もちろん、温泉好きの我々が逃すはずもなく、早速入湯。秘湯気分満点のなかなかいい湯(外観浴槽)で、思わず、「ここはおそ〜れ山、じ〜ご〜く〜の湯(いい湯だなの節回しで)」、なんて歌っちゃったりして、恐山のイメージがどんどん崩れて行く我々なのでした(笑)。


青森の夜(1日目)